最初は単なる虫さされと勘違い

私が初めてじんましんになったのは、大学に入ってすぐの頃でした。最初は右足の膝の上にポツっと赤い点がある程度で、「虫さされかな?」と思っていました。

しかし、段々とかゆみがひどくなってきて、かいたら駄目だと分かっていても寝ている間には無意識のうちにあまりのかゆさから掻きむしってしまうこともあり、だんだんと赤いポツポツの範囲が広がっていきます。

1週間もすると、右ひざのかなり広範囲ば部分に赤い部分が広がってしまい、これは虫さされではなくて「じんましんだな」とわかりました。

ただ、小さいころにも同じようなじんましんの症状になった経験があったので、「その時に付けていたものと同じ市販の塗り薬で治るだろう」と思ってそれほど心配はしていませんでした。

実際、市販薬を塗って一晩寝たら少し赤みが引いたので安心していたのですが、しばらくすると治まっていた赤みが段々とひどくなっていき、市販薬を塗っても全く効果が見られなくなってしまいました。

これ以上酷くなっては困るので、すぐに最寄りの皮膚科で診察してもらうことにします。「じんましんくらいで大げさかな」と思っていたのですが、先生に相談すると、じんましんは大きな病気の前触れや初期症状の場合もあるので、まずは検査をしてみることが重要なのだと教えて頂きました。

ストレスでじんましんが発症する

診察に来て良かったと安心した反面、「大きな病気の可能性もある」と言われたので心配しましたが、その日のうちに尿検査と血液検査が行われ、次の診察時には「大きな病気の可能性はない」と言われたので安心したのを覚えています。

その後はじんましんの原因を探るためのスクリーニング検査を行いました。スクリーニング検査とは、じんましんの主な原因である食べ物や外部環境に対する皮膚の過剰反応の有無を調べる検査です。その人の皮膚にアレルギー物質を付けて、反応を調べます。どんな種類のものでじんましんができるかが、肉眼でわかります。

私の場合は食べ物や暑さ寒さなど、スクリーニング検査のどの項目にもそれらしき反応が見られなかったので、原因の特定には到らずでした。

「原因不明の病気」と焦りましたが、先生曰く「じんましんはスクリーニング検査をしても、慢性化している場合は原因が判明しないこともある」とのことです。

私の場合は慢性化はしておらず、アレルギーなどの反応ではないので、恐らく「ストレスによるものだろう」と言われました。そういえば、大学入学に伴って始めた一人暮らしで、「ストレスが知らないうちに溜まっている」と感じていました。

そのため、ちょうど夏休みが始まる頃だったので一旦実家に戻り、2ヶ月間ほどのんびりした生活を送ることにしました。あとは処方された抗ヒスタミン系の薬を飲んでいたくらいですが、2ヶ月間でたくさん出ていたじんましんもすっかりなくなり、元の状態に戻ります。

今は「やっぱり、知らないうちに感じていたストレスがきっかけになったのかな」と思っています。それから2年ほど経過していますが、それ以来じんましんは再発していません。一人暮らしにもすっかり慣れてしまったので、もうストレスを感じていないのでしょう。

ただ、意外と自分が環境の変化に弱いことが分かったので、次の就職の時にまた同じような症状が出ないか今から少し不安です。

内科と耳鼻科でじんましん検査

私がじんましんに悩まされたのは今から5年ほど前、まだ会社の寮に住んでいた頃です。毎日、昼夜問わず働いていたのですが、ある朝起きたら首から腕にかけて真っ赤になっていたのでとても驚きました。

驚いたものの仕事を休むわけにもいかなかったの、でそのまま会社に行きましたが、同僚や上司にも心配され、自分でも段々と心配になってきたので病院に行ってみることにしました。

ただ、いざ病院に行くとなると、何科に行けば良いのか分からなかったので、とりあえず総合病院に行って、まずは内科にかかってみることにしました。

後でわかったのですが、じんましんは皮膚科に行くのが普通なようですが、内科に行っても同じような診察はしてもらえます。実際、内臓疾患などでじんましんが出る場合もあるらしく、内科でも初期検査は普通にしてもらえるようです。

私は幸いなことに重篤な病気ではなく、普通のじんましんだということがわかったので安心したのですが、原因はわからない状態でした。原因を見極めるために耳鼻科でスクラッチテストをしたのですが、アレルギー反応はありませんでした。

先生にカウンセリングをしてもらっている中で、「もしかすると、普段使っているベッドやカーペットのダニが原因なのでは?」と指摘されました。確かに部屋が汚く、掃除もしていないですし、ホコリでくしゃみが出やすいので、ハウスダストアレルギーではなくても、ストレス重なってじんましんを発症した可能性は高いです。